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Mad Professor 「Little Green Wonder」


今日はリハでした。
軽量のエフェクトボードがサプライの修理につき入院中なので、歪みは最近入手したこちらを使用しました。
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Mad Professor 「Little Green Wonder」

フィンランドから進出してきたブティックエフェクトメーカーMad Professorの代表的なOver Driveの一つですね。
昔は誰も知らないマニアックなメーカーでしたが、最近ではあちこちの楽器屋さんでも見かけるようになりました。

このLittle Green Wonderは、Tube Screamer系(以下、TS系)のOver Driveと言われていますが、音像はまるで違いますね。
TS系特有のコンプレッション感が殆どなく、幅広いジャンルまで対応できるGainを持っています。
音も太く、艶があり芯のあるサウンドを作り出します。

コントロールノブはVolume、Drive、Bodyの3つ。
他のペダルでは見かけないこのBodyというコントロールはどんな役目かと言うと、基本となるmiddleの帯域に上下帯域をプラスしてくれます。
他のTS系ペダルにあるToneはフィルターなので帯域を削って音域をコントロールしていますので全く逆なんですね。
初めて使う人は独特なので戸惑うと思いますが、慣れるとこれが非常に使いやすい。

また、ピッキングやボリュームへの追従性も大変秀逸で、クリーントーンからドライブサウンドまで手元のピッキングの強弱で自由にコントロールできます。

非常に優秀なペダルだと思います。
TS系のコンプレッション感が好きな方には扱い辛いだろうと思いますが、この圧倒的に太く腰のあるトーンは本当に魅力的です。

最近では廉価版も発売されましたので、気になる方はチェックしてみてくださいね☆
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  by roddys | 2010-12-15 22:35 | Column

Roddy Main System

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とりあえず見た目だけですが完成いたしました。
まだまだサウンドに出すまでに問題点がいくつかありますが、これでシステム自体は一つの終着点になったと思います。
多分Over Driveは適宜変わりますが。

このボードでアンプやラックエフェクター等、何から何まで全てを足元でスムーズに切り替えられます。
大がかりですが、構想していた音の全てが詰まっています。

ただ、運搬が大変なことになりそうです。。。
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  by roddys | 2010-12-03 19:25 | Column

ギタリストと機材について

どうも、最近ブログ更新が楽しくなってきたRoddyです。

このところギタリストの機材に関してたくさん語ってきましたが、機材に拘りを持つことに疑問を持つ人もいるようです。
自分も昔は「良いアンプと良いギターがあれば、他は何もいらない!」などと言ってました。

僕の周りでは、2通りのタイプのギタリストがいます。

①技術の向上に全てを注ぎ込む人(機材は二の次、音作りは疎か)
②技術よりも機材優先で型から入る人(とにかく良い機材を揃えて最高の音を作る、技術は後から)


確かにギターがとても上手に弾けても、鼻詰まりのような音だったらすべて台無しです。
逆にたくさんの機材を駆使し、物凄くクリアな良い音が出せても弾きこなす技術がなければ宝の持ち腐れです。

もちろん必要最低限の機材で素晴らしい音を出す人もいれば、冷蔵庫のような巨大ラックシステムを使っても耳障りな音しか出せない人も。

極端な話ではありますが、どちらも極めて重要なことだと思います。
ギターを弾く上で技術は大切ですし、ライブではオーディエンスに最高の音を届けるべきです。
要はバランスなんですね。
どちらも欠けてはいけない重要な要素です。
後、必要なのは現場での経験です。

自身のライブ経験ですが、本番中に音が出なくなったり、トラブルに見舞われて大恥をかいたことがあります。
それ以来、機材には細心の注意を払うようになり、ステージ周りの妥協はなくなりました。
ギター本体からシールドに至るまで全てです。


以前のパートナーは結構金に物を言わせてアンプヘッドを何台も買ってたなぁ。
音はそれなり、腕はまだまだな感じでしたが、技術の向上のために頑張ってましたね。

他だと機材を手に入れて、それだけで満足してしまう人もいましたね。(結局使いこなせず手放してた)

機材は必要なサウンドを表現するために欠かせないもの。
しかし、それを使いこなすためには知識も必要です。

機材マニアにならず、必要に応じて導入ししっかり使いこなす。
技術は常に向上するために磨き続けましょう。
ウチの生徒にも口を酸っぱくして言ってますがね。

偉そうに言ってみましたが、実践できてる人は少ないのです。
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  by roddys | 2010-11-18 11:00 | Column

チューナーの進化

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今日はチューナーについて取り上げます。

最近チューナーも多種多様化してきましたね。
昔はBOSSのTU-8やTU-12にコンパクトエフェクター型のTU-2などが主流でした。
他にもスタジアム級のプロミュージシャンのバックにある冷蔵庫のようなラック機材のなかにKORGのDTR-1など、当時は憧れたものです。

最近ではクリップ式のチューナーや、精度の高いストロボチューナー、さらにはギターの全弦を同時チューニングが可能なt.c Electronic のPolyTune等といった製品が出てきたりと、チューナーの進化には目を見張るばかりです。

昔は一つのチューナーをずっと使い続けていましたが、今では各エフェクトボードごと、さらにアコースティックや楽屋でもチューニング対策でKORGのクリップ式チューナーAW-1等を使っていたりと複数の物を用途に応じて使い分けています。
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中でも以前、ブログでも触れたSonic ResearchのST-200は特にお気に入りです。
0.02セントという驚異的な精度に視認性も抜群なので、今ではリハやライブ、レコーディングとで欠かすことのできないアイテムです。
これでしっかりとチューニングすると和音の響きがまるで別物のようにキレイになるので手放せません。
buzz feiten tuning system搭載ギターに対応しているのも嬉しいですね☆

アコースティック用にはPetersonのStrobo Stomp 2を使用しています。
精度やボディの頑丈さはさることながら、DI用のOutがあるのが決め手でした。

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Petersonのストロボチューナーもクリップ式の物が発売され、さらにクリップ式チューナーの精度が上がりました。

それにしても近年の技術の進歩は素晴らしい。
チューニングの精度はアンサンブルの和音に直接響いてくるので、この進歩は非常に嬉しい限りです。
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  by roddys | 2010-11-12 19:02 | Column

ケーブルについて

今日は使用しているギターのシールドケーブルについて書きたいと思います。
俗に“シールド”と略してその名称のまま使われていますが、何故シールドなのか知らないという人が多いのが現状です。
シールドと聞くと「盾?」なんて聞き返してくる人もいるのはここだけの話。
ドラクエじゃないんだから(苦笑)


シールドという名称は、「シールドケーブル」、「シールドコード」と全部発音すると長くなるので、略してシールドと呼んでいるだけなのです。

この場合シールドとは意味合いは近いのですが、盾とか防御するという意味ではありません。
ケーブル内部でホットに該当する芯線をコールドに該当する網線が覆っています。
これらはいずれも絶縁されていますが、網線はアースに接続されます。
電磁的なノイズを遮断するために、このような構造になっているのです。
この効果を電磁遮蔽あるいは「電磁シールド」と呼びます。

つまり、電磁遮蔽効果を持つ構造のケーブルと言う意味です。
なので、シールドとは「電磁遮蔽」あるいは単に「遮蔽」という意味です。
ノイズからギターの信号を防御していると言うこともできますが。

ちなみに、ケーブル外側のゴムやビニールには絶縁効果や保護効果はありますが、シールド効果はありません。
シールド効果を持つのは中身の金属等の導体を指します。
シールドの名前の由来や構造はこんなところです。


実際僕が使用しているシールドを紹介しましょう。
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BELDEN 8412

BELDENの超定番ケーブル。「太い」音質が特徴的で、エッジの効いた中・低音域。音に「艶」があり、歪ませてもファットなサウンドが得られるケーブルです
~Sound Houseより引用~

ここ5・6年はずっとこのケーブルを使用しています。
それ以前は同じBELDENの9395というケーブルを使用していました。
今でもアコースティックライブの時は9395を使用していますが、基本は8412を使用しています。

とにかく音が太いです。
低音の抜けが他のケーブルと段違い。
特に大音量で鳴らすとその差は顕著に出てきます。
特有の粗さもありますが、リード音ではさらに抜けてきます。
エッジのきいたリフでも倍音が最高に気持ちいい。

9395はそれよりも全体的に音のレンジが安定している感じです。
8412のように低音や太さはありませんが、とても優等生な音ですね。
コードやクリーントーンの時は8412よりもキレイに響くという印象でしょうか。

足下のエフェクトボードもパッチケーブルはもちろん8412で全て統一しています。
なぜならギターから出音に行くまでにケーブルが変わると出音が大分変ってしまいますのです。

ギターとアンプの間に他のシールドが入るとそれだけで出したい音域が変わってしまいますからね。

ケーブルの長さも重要です。
長ければ長いほど音は痩せます、ライブ時のような動く場以外は出来る限り最低限の長さにすることをお勧めします。

シールドは各種、音の特性が違うので、好みに合ったものを使うのが良いと思われます。
僕から言わせて頂けるならば、シールドもイコライザーのようなものです。
音の帯域に癖があるのでそれを良しとするか否か。

8412の音の太さが嫌だというギタリストもいますから。
他にもEX-PROやモンスターケーブル、CAEなど高級と言われるシールドは数ありますが、このあたりのシールドになると音痩せなどは比較の対象ではなく、好みなのだと思います。

やはり今の自分には8412がとても合っています。


僕が今まで一緒にプレイしてきたギタリストの大半は、特にシールドに関して無頓着な方が多かったですね。
バラバラなシールドやパッチケーブルを組み合わせてサウンドを作っていて。
そのシールドの音の特性を生かしきれず、使用ギターの美味しい帯域を殺していて本当にもったいないなと思っていました。

耳が悪いわけではないんだろうけど、大半のギタリストがシールドの良し悪しがあまり音に関係していないと思っているんです。

・安いシールドは作りが悪いから音が良くない。
・高いシールドは作りがしっかりしていて音痩せが少ない。

彼らにはこの2点だけが焦点なんだと思います。

たかがシールド、されどシールド。
音質も全く違いますし、音作りには重要な要素の一つなのです。
こだわって追求すれば、また1段階上の音作りが目指せるのだと思います。

偉そうに語ってしまいましたが、とても重要なことなんですよ。
シールドについてはまだまだいろいろあるので、そのうちまたブログ内で触れたいと思います。
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  by roddys | 2010-11-09 18:05 | Column

Heavy Metal Be-Bop

今これを聞いています。
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Brecker Brothers「Heavy Metal Be-Bop」

言わずと知れたFusionの名盤ですね。
テリー・ボジオのテクニカルでパワフルなドラミングがズシっときます!
ランディとマイケルのエフェクターをかけたブラスセクションなどいろんな意味で革新的です。
もちろんマイク・スターンのギターも必聴ですよ☆

細かいことはその他のCDレビューページを見てもらえば良いとして、こうしてふと思い出した時に聞きたい音楽をHDDから引っ張り出して聴けるって良いなというか、技術の革新だななんて思う今日この頃です。

このアルバムを聴くとまだまだ音楽の可能性は無限なんだなと思わせてくれます。
昨年、ルカサーやロベン・フォードとともに来日したランディ・ブレッカーのTpは生で見ることが出来ました!
往年のようなエネルギッシュさはありませんでしたが、素晴らしいトーンは健在でした。

マイケルは残念ながら生で聴くことは叶いませんでしたが(泣)。

今日はこのアルバムを聴きながらゆっくり寝ようかと思います。
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  by roddys | 2010-10-31 02:06 | Column

使わなくなったギター達

最近はすっかりTom Andersonばかり可愛がっています。
あとは半音下げ使用のStephen'sとLes Paulくらいか。

WashburnのN4やYAMAHAのMG、Epiphoneのセミアコなどすっかり眠ってしまってます。
N4は置いておいても他のギター達をどうしようか。

当時は凄く良いなと思って何度もライブで使っていたのですがね。
特にEpiphoneのセミアコは初めて買ったギターなのです。
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当時はT-SQUAREのカヴァーからHelloweenやMr.BIGにYngwieまで幅広く使ってました。
その時はただ青いセミアコがカッコイイと思って用途を全く考えていなかったのですがね(汗)
リアピックアップにDimarzio Evolutionを乗せてがっつりハードロックしていた学生時代。
今思うと何という無茶な使い方だったなと思います。

近年、あまりにも状態が悪くなってきたので昨年あたりにオーバーホールとピックアップを交換してそのままケースの中です。
たまには弾いてあげないとケースの中で泣いているかも。

セミアコ以外は手放すことも考えないといかんなぁ。。。
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  by roddys | 2010-10-25 13:02 | Column

Blues

ども、このところ疲れ気味のRoddyです。
最近の月曜日はBluesのセッションに行くことが定番になってますが、今日はお休み。

なので今日は自宅でBlues練習。
フレディ・キングでも聞きながら頑張ろうかね。

フレーズのマンネリ化を打開しなくては。
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  by roddys | 2010-10-25 11:28 | Column

Booster 続き


昨日お話しした続きですが、Boosterの良し悪しは使用しているOver Driveとの相性に大きく関わっているんだと思いました。
後、接続方法ね。

以前の日記にRC BoosterとLeqtique Maestro Antique Revisedとの相性が最高だったと書きました。
他にもOCD、TS-9、BB Preamp、OD1、Moog Mod、などは前述のもの同様素晴らしい効果を発揮しました。

ただ、これだけは合わなかったなというものも紹介します。

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Lovepedal Cot 50

最近あちこちで流行ってますね。
どんなアンプにつないでもMarshall Plexiサウンドになるという売り文句でエフェクター界を震撼させた名機ですね。
マイケル・ランドゥ等が使用したことで一気に名が広がった気がします。

さて、このCot 50ですが、本当にヴィンテージのMarshallのようなサウンドをシミュレートしてます。
部品の数も少ないのですが、なぜこんな音が作れるだろうと感心したものです。
また、手元のギターのボリュームを絞っても大変太いクランチサウンドを作ることが出来ます。

しかし、Boosterと組み合わせるとどうだろう?
RCやEPを前段に繋いでみたところ、何とも耳の痛い音になります。
今までOver Driveの前につなぐと艶のあるとても太くて抜けるサウンドに変化していたのですが。
また、このCot 50の良さでもあるギターの入力レベルの追従性も失われます。
小さく絞ったボリュームもRCがブーストして上手くコントロールできません。

しかしRCに関して、このCot 50の後ろにつなぐと、うまくいくんですよね。
しかしバッファとしてつなぐのとは全然違うサウンドにはなります。
本当に作られた音をグッと上げる感じですね。

悪くはないけどちょっと好みではないかな。
Cot 50のサウンドも大分印象が変わってしまいますし。

とまぁ、こんな具合です。
このBooster達は、アンプライクなサウンドを作るものや、ギターのトーンやボリュームに対する反応がシビアなものほど相性の良し悪しが出てくるような印象を受けました。

Cot 50は単体の方が大変良い音を出してくれます。
他にも持ってはいませんが、Paul CochraneのTimmyやMAD PROFESSORのSweet Honey Overdriveのようにギターのトーンやボリュームの反応が良いものは合わないような気がします。
これも試してみる必要はありそうです。


とまぁ、2回にわたってBoosterについて検証してみました。
こんな具合にBoosterを使うと音が太くなるから良いのだという考えがとても安易だという事が本当によく分かりました。

相性や接続順でこれほど変わるとは正直思っていませんでしたよ。
しかし、良い音を追求していくのは楽しいですね。

機材マニアというわけではないですが、ライブやレコーディングで良い音を提供しないとという使命感があります。
鼻詰まりのようなギターサウンドでは腕が良くても心に響きませんからね。
偉そうに書いてしまいましたが、自分ももっと頑張ろうと思います。
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  by roddys | 2010-10-17 11:47 | Column

Booster

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最近、良質のクリーンブースターがいっぱい出てますね。
このところエフェクター業界ではOver Driveに更にエッセンスを加えるものとして、注目されているのでしょうね。

かくいう自分もXotic社のEP BoosterやRC Boosterを使用しています。
他にもKeeleyのKatana BoostやEx-proなどいろいろなものが出てますね。


僕は最初は音を加工する目的ではなく、インピーダンスを変えるバッファーとして良質なものを探していたのですが、初めてEP Boosterを使ったときはかなりの衝撃でした。

確かに出音は変わります。
が、全体の音質をグッと持ち上げるとでも言いますか。
それが変に加工した音ではなく音圧を稼いでくれるんですよね。
ギターの音がワンランク上の音になったような錯覚を起こしました。

バンドにもよりますが、これが良い場合と悪い場合が出てきます。

音圧が上がることの何がいけないの?
って思う方もいらっしゃるかと思います。
確かに今の音楽シーンで音圧は非常に重要な部分です。
良くあるCDのリマスターなどでも聞き比べると音の違いは明らかですよね。
一段階上の音質というか。

バンドの中で困ることも多々あります。
それは、音圧が上がることによってアンサンブルの邪魔になってしまう事。
確かにブースターの効果によってギターの音がすごく抜けてきます。
しかしギターだけがアンサンブルで音が浮いてしまうのです。

個人練で最高の音を作っていってもバンドで合わせた時に必ずしも良い結果になるわけではありません。
RCやEPを使って自分の音に酔っててずっと色々なバンドで使って違和感を感じてたのがこれです。

もちろん素晴らしい音ですよ。
ソロ時には絶大な効果を発揮します。

よくこの手のエフェクターは常時かけっぱなしという人たちのレビューや評価を聞きますが、それはバンドの中に馴染める音を作っているのかと正直疑問に思います。
もちろんそれが功を奏した方もいると思います。

音圧だけではありませんが、要するに『適材適所』なのです。

その場に合わせて音を使い分けることが大切なので、常に「これがオレの音だ!」と我を張るのではなく周りの音に合わせて気持ちいいサウンドを届けるのが一番なのですから。
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  by roddys | 2010-10-16 13:28 | Column

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