SIAM SHADE Tribute
さて、最近何かと話題にあがっていたSham ShadeのTributeアルバムですが、やっと聞くことが出来ました。
日本のRockバンドを海外の、しかもHR/HM系の名だたる名手達がカヴァーするのは極めて稀なことだと思います。
内容について賛否両論ありますが、非常に出来の良いTributeアルバムだったのではないかと思います。
アレンジも原曲に忠実なものや、大胆に変わったものまで様々ですが、歌に関しては結構良し悪しが出てしまったなぁと。
やはり日本語の韻を踏むような歌詞の歌いまわしや早口で捲くし立てるような曲を英語にすると間抜けで陳腐になってしまうのが少し残念。特に「Don't Tell Lies」あたりの曲でしょうか。
それでもバズが歌うとSkid Rowのように聞こえるところは、個性的で秀逸だと言いたいのですが(汗)。
逆に原曲では駄作と言われていた「Love」等はエリック・マーティンが歌うとこんなに色気が出るんだなぁと感心してしまいます。
まるで別の曲のようで、新たなこの曲の良さを発見出来たのではないでしょうか?
ジョージ・リンチをフィーチャーした名インスト「triptych」などDaitaとはまるで違う危機迫るようなギター。
等々、Sham Shadeが好きな人も、カヴァーしている方のファンも色々な面から楽しめるアルバムだったと言えそうです。
Sham Shade Tribute
(1)Don't Tell Lies / Sebastian Bach (ex-Skid Row)
(2)GET OUT / Nik Frost(The Bangkok Five)
(3)1/3の純情な感情(Alt Ver.) / Jani Lane(ex-Warrant)
(4)せつなさよりも遠くへ(Alt Ver.) / Richie Kotzen(ex-MR.BIG, ex-Poison)
(5)LOVE / Eric Martin (MR.BIG)
(6)Life (Alt Ver.) / John Corabi(ex-Motley Crue)
(7)GET A LIFE / Mike Vescera(ex-Loudness, ex-Yngwie Malmsteen)
(8)曇りのち晴れ / Mark Slaughter (Slaughter)
(9)Dreams / Mike Ruocco(Cinder Road)
(10)Triptych(Alt Ver.) / George Lynch(ex-Dokken)
(11)1/3の純情な感情 / Acid Black Cherry
by roddys | 2010-11-17 15:33 | Diary